北韓の人権状況の改善を求める国連総会の北韓人権決議案が韓国政府が棄権する中、第3委員会で採択されました。
文化・社会、人権問題などを扱う国連総会の第3委員会は、EU=ヨーロッパ連合と日本が提出した北韓人権決議案について表決を行った結果、賛成97、反対23、棄権60で採択されました。
韓国は、去年、北韓が地下核実験を行ったため、国連総会に上程された北韓の人権決議案に初めて賛成を表明しましたが、今回は再び「棄権」しました。
北韓の人権状況に対して憂慮を示し改善を求めるこの決議案は、去年、北韓が地下核実験を行った直後に採択された安全保障理事会の決議とは異なって法的な拘束力はありませんが、国連に加盟している192カ国の総意を示したもので、今後も持続的な措置をとる根拠となり政治的な意味合いがあります。
この北韓決議案は、来月の国連総会の本会議で最終的に採択されるかどうかが決まりますが、192カ国の国連加盟国が参加した第3委員会が採択したことから本会議でも採択されることは間違いないものとみられます。
国連総会で北韓の人権決議案が採択されたのは、おととしと去年の2回です。