メニューへ 本文へ
Go Top

社会

原油流出事故から1週間、沿岸にオイル・ボール

Write: 2007-12-14 11:27:46Update: 0000-00-00 00:00:00

原油流出事故から1週間、沿岸にオイル・ボール

西海岸の忠清南道泰安郡沖で起きたタンカーの衝突事故から8日目の14日、原油が流れ出た西海岸の海水浴場の沿岸、およそ10キロにわたっていわゆるオイル・ボール(Oil ball)が確認され、原油による2次汚染が心配されています。
海洋警察によりますと、忠清南道テアン郡の海岸で直系2センチから3センチほどの油のかたまり「オイル・ボール」が発見され、漁民やボランティアが除去作業に当たっているということです。
オイル・ボールは流出した原油の揮発成分が無くなって重くなった油がボールのように固まって海水に沈んで、魚介類に深刻な被害を与えるとともに、プランクトンを汚染させるもので、環境の専門家たちはオイル・ボールの発生を最も憂慮していました。
事故対策本部は14日も、海洋警察などの艦艇240隻あまりと航空機13機を動員して、流れ出した原油の除去作業を進めていますが、泰安郡沖は北西の風が強く吹き、波は2メートルから4メートルと高くなっており、原油がほかの地域の沿岸まで漂着する可能性も高くなっています。
原油が漂着した沿岸では軍と警察、全国から集まってきたボランティアなど、2万3000人あまりが除去作業にあたっていますが、気象条件が悪いため作業ははかどっていません。
海洋警察によりますと、これまでの作業で流れ出た原油の13%にあたる1038トンを除去したということです。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >