大統領選挙で李明博氏が当選したのに合わせて、アメリカのブッシュ大統領は、北韓の核問題や韓米FTA=自由貿易協定問題など両国の懸案を速やかに協議する必要があるとして、実務者による代表団を来年1月はじめ韓国に派遣する計画であることが20日明らかになりました。
ワシントンの外交消息筋によりますと、アメリカの国務省や国防総省それに商務省の幹部級の実務者で構成する代表団は、来年1月はじめに韓国を訪問して次の政権を担う李明博氏の側近らと協議する予定だということです。
アメリカ政府が韓国の政権交代直後に代表団を派遣するのは異例で、同じ保守系の李明博氏が大統領に当選したことで両国間の協力関係がさらに強化されることへの強い期待感の現われと見られます。
これに合わせて李明博氏側も大統領職引継ぎ委員会を早期に発足させ、代表団を来年1月末にアメリカに送り政府の高官らと両国の懸案を調整するなどして協力関係を強化する方策を模索する予定だということです。
一方ワシントンの関係者によりますと、ブッシュ大統領やライス国務長官は来年2月25日の大統領就任式への出席は外国訪問などで難しいため、ブッシュ大統領の父親のジョージ・ブッシュ元大統領を派遣する計画だということです。
先の盧武鉉大統領の就任式には当時のパウウェル国務長官が国会議員10人で構成する代表団を率いて出席しました。