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サイエンス

韓国の脳卒中新薬、米FDA臨床試験で安全性立証

Write: 2008-01-15 15:32:57Update: 0000-00-00 00:00:00

韓国の脳卒中新薬、米FDA臨床試験で安全性立証

韓国の研究チームが開発した脳卒中の新薬の候補物質が、FDA=アメリカ食品医薬品局の許可を得て進めていた前臨床と臨床第1相試験で安全性が認められました。
開発を進めていたのは、水原市にある亜州大学医学部のクァク・ビョンジュ教授のチームで、クァク教授らは、脳卒中が起きた後の脳細胞の死滅を抑制する新薬の候補物質「Neu2000」が、アメリカで行われた前臨床と臨床第1相試験で、優れた薬効と安全性が確認されたと14日、発表しまた。
それによりますと、「Neu2000」は、脳卒中が発生したあと、急激に進む脳細胞の死滅を防ぎ、薬効が8時間以上続くことが、脳卒中と心臓麻痺にかかった動物の実験で立証されたということです。
またクァク教授チームは、世界的な製薬会社が開発した脳卒中の新薬は、ほとんどが安全性の問題で失敗しているのに対して、今回の実験では、高い確率で安全であることが確認され、大きな意味があるとしています。

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