アメリカは、北韓が核兵器を海外に輸出した可能性について憂慮していると、アメリカ国家情報局のマコーネル局長が5日、明らかにしました。
マコーネル局長はまた、北韓はウラン濃縮による核開発や核拡散を否定し続けているが、アメリカは北韓がこのいずれにも介入していると信じていると述べました。
CIA=アメリカ中央情報局など16の情報機関を総括している国家情報局のマコーネル局長は、連邦上院情報委員会に出席してこのように述べるとともに、北韓の金正日国防委員長が6カ国協議の合意にもとづいて完全な非核化の合意を履行するかどうかは確信を持てないと強調しました。
そのうえでマコーネル局長は、北韓は核の能力を戦争目的ではなく、抑止手段や外交的手段として考えているようだとして、軍事的敗北に直面したり、統制権を失う危機に陥った場合を除いては、 北韓がアメリカ軍やアメリカ本土に向けて核兵器を使用することはないと思うと述べました。
マコーネル局長はさらに、北韓が2006年10月に行った地下核実験について、「北韓が核兵器を保有していることを立証するものだ」として、実験に先立って北韓は少なくとも核兵器6個を製造できるプルトニウムを抽出したと説明しました。