サイエンス
微細塵、奇形児出産の可能性を高める
Write: 2008-02-12 13:11:59 / Update: 0000-00-00 00:00:00
大気中の微細な塵が奇形児を出産する可能性を高めるという研究結果が出されました。
ソウルにある梨花女子大学医学部予防医学教室のハ・ウンヒ教授の研究チームが2001年から4年間、妊婦1500人を対象に調べた結果、大気中の微細な塵の濃度が1立方メートル当たり10マイクログラム上昇するごとに、奇形児を出産する可能性は最大で16%高くなるということです。
ハ・ウンヒ教授のチームは、各種重金属や酸化物、発ガン物質が混じった微細な塵が胎盤を通じて臓器が未熟な胎児に悪い影響を及ぼすため、とくに妊娠初期は、格別な注意が必要だと話しています。
韓国の大都市では大気中の微細な塵の平均濃度が、1立方メートル当たり70マイクログラムで、WTO=世界保健機関の基準値の40マイクログラムをはかるに上回っています。
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