今年の春は平年に比べ暖かく、黄砂が発生する日も多くなるもようです。
気象庁が22日に発表した長期予報によりますと、3月と4月は移動性高気圧の影響で、気温が平年より高く、乾燥した日が多くなるということです。
また3月から5月にかけては、黄砂が発生する中国の内モンゴルや中国北部で気温が平年より高くなって、低気圧の影響などで黄砂の発生量が増えて、韓半島に飛んでくる黄砂も、年平均発生日の5.1日を上回るものとみられるということです。
現在中国では、太平洋の赤道付近で海面の温度が平年より低くなるラニーニャ現象などの影響で大雪が降るなどの異常気象が続いており、その影響で黄砂の発生も増えるものとみられています。