これまでの地上波テレビ放送は5年後の2013年からすべてデジタル方式に替わります。
映像が実物よりも生々しい色彩で見られるデジタル方式のHD放送は、アナログ放送に比べて画質が5倍程度優れていて、視聴者にとても好評です。
2013年から地上波放送をすべてデジタル方式に切り替える特別法が26日、国会で成立しました。
情報通信部の関係者は、「全国の1840万世帯のうちおよそ590万世帯にはすでにデジタル方式のテレビが普及しており、残りも5年後までにデジタル方式のテレビに替えることになるので、産業面でも大きな経済効果が期待できる」としています。
特別法では、新しくデジタル方式のテレビを購入するのが負担になる低所得層に対する支援策も盛り込まれています。
特別法が成立したことで、今後、デジタル放送への転換が加速化するものと見られます。
韓国のテレビ放送は、1956年に始まって、1981年には白黒からカラー放送になり、5年後の2013年からは全面的なデジタル方式へと進歩することになりました。