サイエンス
二本指の肉食恐竜、足跡の化石を発見
Write: 2008-03-05 17:22:59 / Update: 0000-00-00 00:00:00
肉食恐竜のうち、二本指の恐竜の化石が韓国で初めて、世界では4番目に発見され、近く国際学術誌に掲載されることになりました。
この化石は国立文化財研究所で恐竜の足跡の化石地の記録や保存などを総括している韓国教員大学のキム・ジョンリュル教授のチームが慶尚南道南海郡で発見したものです。
恐竜の足跡の化石は長さ15.5センチ、幅8.4センチ、歩幅は204センチで、ハリウッドの映画「ジュラシック・パーク」に登場する白亜紀の小さな肉食恐竜、ヴェロキラプトルやデイノニクスの部類とみられるということです。
これらの肉食恐竜は、3本指の肉食恐竜とは違って、後ろ足の二番目の指が獲物の急所を突き刺すために鉤爪になっているため化石には残らず、3番目と4番目の指だけが化石として残っているということで、このような化石は韓国では初めてで、世界では中国とアメリカで3回報告されていました。
国立文化財研究所では、今回の発見で1億年前の白亜紀の韓半島に、大型の肉食恐竜だけでなく、小柄な肉食恐竜も存在していたことが証明されたとしており、今回の発見と研究結果は国際学術誌(「Palaeogeography, Palaeoclimatology, Palaeoecology」)に掲載される予定だということです。
おすすめのコンテンツ
カルチャーラボK
2025-09-03
ソウル・暮らしのおと
2025-08-22
韓国WHO‘SWHO
2025-08-18