北韓の核問題をめぐる6カ国協議で、アメリカの首席代表を務めるヒル国務次官補は13日、ジュネーブで北韓の首席代表の金桂寛(キム・ゲグァン)外務次官と会談しましたが、具体的な合意には至らなかったもようです。
会談の後ヒル次官補は、「北韓と非常に実質的で有用な協議を行った」と協議の感想を述べた上で、「土台を塗り固めてセメントが乾くのを待っているとは言いたくない。依然としてなすべきことが残っていると思う」と付け加え、進展はあったものの合意はできなかったことを明らかにしました。
一方の金桂寛外務次官は会談で争点となっていたウラン濃縮やシリアへの核の技術移転疑惑を改めて否定し、これらの問題を核開発計画の申告に盛り込むことに反対する姿勢を崩しませんでした。
これに対してヒル次官補は、北韓に今月中に核計画の申告を終了するよう改めて求めると共に、今回の会談の重要性を強調しました。
アメリカと北韓の代表団は現在、協議の結果をそれぞれ本国に報告し、指示を待っています。
アメリカと北韓の協議が14日に再開されるかどうかは確定しておらず、13日だけで協議が終了する可能性もあります。