韓国人初の宇宙飛行士イ・ソヨンさんを乗せたロシアの宇宙船「ソユーズ」は、打ち上げ翌日の9日現在、地球の回りを順調に運航しています。
教育科学技術部と、航空宇宙研究院は、9日午前9時にソユーズが予定通り、南大西洋の上空を通過したという情報を、ロシアのモスクワミッション管制センターから受けました。
これに先立ってモスクワミッション管制センターは、8日午後8時16分39秒にカザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられたソユーズが、およそ10分後の午後8時26分27秒に目標の軌道に乗り、打ち上げが成功したことを韓国側に知らせてきました。
現在、ソユーズは、90分で地球を1周しながら徐々に高度を上げており、2日間に34回回転した後、10日午後10時に、地上から350キロ離れた国際宇宙ステーションとドッキングし、イ・ソヨンさんら3人の宇宙飛行士は11日午前0時50分頃に、国際宇宙ステーションに乗り込むことになっています。
ドッキングに成功しますと、地上のミッション管制センターと一日に5-6回、5分から10分ずつ、無線や映像による交信を行うことが可能になります。