韓国人初の宇宙飛行士イ・ソヨンが滞在することになっている国際宇宙ステーションは宇宙空間にある巨大な多国籍実験室とも呼ばれています。
国際宇宙ステーションは2010年の完成を目指してアメリカとロシア、ドイツ、日本、ESA=ヨーロッパ宇宙機関などが協力して建設を進めています。
ソウル大学のキ・チャンドン教授によりますと、各国が最高の技術を結集することでより効果的な施設を建設できるということです。
国際宇宙ステーションは地上からおよそ400キロ離れた宇宙空間の地球周回軌道に浮かんでいます。
1998年に本体が打ち上げられ、現在は日本の実験室が組み立てられているところで、全体の3分の2程度が完成しています。
梨花女子大学のパク・イルホン教授は、「国際宇宙ステーションでは無重力状態でさまざまな研究や実験が行われている」と話しており、2010年に国際宇宙ステーションが完成すれば、ボーイング747旅客機の2倍の広さになって、最大で宇宙飛行士7人を常駐させることができます。