先月、韓国の京畿道で女子中学生2人が韓国駐留のアメリカ軍の装甲車にひかれて即死した事故について、ラポート駐韓米軍司令官は4日、この事件の責任はすべてアメリカ軍にあることを認め、関係者に謝罪しました。この中でラポート司令官は「この悲劇的な事故の責任はすべてアメリカ陸軍にあることを認め、遺族に謝罪する。今後このような事故が再発しないようにあらゆる措置を講じる」と述べました。この事故は先月13日、ソウルに隣接した京畿道で、友達の誕生祝いに行く途中の女子中学生2人が韓国駐留アメリカ軍の装甲車にひかれて即死したもので、アメリカ軍では「公務中に発生した事故である」ことを理由に韓国側の事情聴取にも応じなかったことなどから、韓国の市民団体から強い反発を受けるとともに、アメリカ軍関係者の法的地位を定めた韓・米地位協定の見直し問題も台頭してきました。