ロシアの宇宙船「ソユーズ」に乗って国際宇宙ステーションにドッキングし、10日間、科学実験を行っていた韓国人初の宇宙飛行士、女性のイ・ソヨンさん(29)が、韓国時間で19日午後、地球に戻ってきました。
韓国航空宇宙研究院は、イ・ソヨンさんを含む3人の宇宙飛行士を乗せたロシアの宇宙船が、19日午後5時30分に、カザフスタン北部のオルスク地域に着陸したと、明らかにしました。
しかし、着陸時点が当初予定していた場所から西におよそ478キロも離れていたため、ロシアのモスクワミッション管制センターは、着陸21分後にソユーズの着陸を公式発表しました。
イ・ソヨンさんら3人の宇宙飛行士は、簡単な健康診断を受けたあと、ヘリコプターでコスタナイ空港に移動し、記念式典に臨みます。
そしてモスクワ郊外のガガーリン宇宙センターにある病院で一週間近く体調を整えた後、イ・ソヨンさんは28日頃、韓国に帰国する予定です。