韓国の中部と南西部は、２５日午後から２６日未明にかけて強い風を伴った雨が降り、停電や空の便の一部欠航がありました。
気象庁によりますと、北から冷たい空気が南下したのとともに、南から暖かい空気が入ったため大気が不安定になりました。このためソウル、京畿道から全羅南道にかけての西海岸を中心に雨とともに強い風が吹き荒れました。
ソウル市九老（クロ）区では、突風で飛んだ鉄板が高圧線の電線を切り、１５０世帯が停電となった他、松波（ソンパ）区では強い風のため、街路樹が倒れる被害がありました。
また中国の広州から仁川に向かっていたアシアナ航空機が仁川空港に降りられなくなって金浦空港に着陸するなど、合わせて１３便が着陸空港を変更し、国内線２便も欠航しました。