韓国では10人のうち1人は飲酒が原因で死亡しているという分析結果が出されました。
これは三育(サミュク)大学校のソン・エリ教授を中心とする研究チームが全国の成人男女1200人を対象に疫学調査したもので、2005年に亡くなった24万5500人のうち12.8%に当たる3万1300人がアルコール、つまり飲酒が原因で死亡したものと推定されるとしています。
アルコールによる死者のうち男性は2万900人で全体の67%を占めました。
このため、研究チームはアルコールによる死亡がなくなれば、男性の平均寿命は2.3年、女性は0.9年さらに伸びるとしています。
また肝脂肪の72%、肝硬変67%、肝炎の40%が飲酒と関係しており、さらに心筋梗塞と大腸がんの33%が飲酒とかかわっているとしています。