装甲車事故の米兵 韓国検察の取り調べに出頭せず
Write: 2002-07-09 00:00:00 / Update: 0000-00-00 00:00:00
先月、韓国の京畿道で女子中学生2人が韓国駐留アメリカ軍の装甲車にひかれて即死した事故について、ソウル地方検察庁は8日事故を起こしたアメリカ軍兵士2人に出頭を求め取り調べることにしていましたが、アメリカ側は2人の身柄の安全が保障されていないとして出頭要請に応じませんでした。これについて韓国駐留アメリカ軍司令部は8日、「容疑者2人の出頭に当たっては、韓国の市民団体との接触が避けられないため2人の出頭を見合わせた。容疑者の安全が保障されるアメリカ軍基地内での取り調べには応じるので、その場合は時間と場所を通告してほしいと韓国の検察に要請した」と話しています。これに対して韓国の検察は、アメリカ軍が単独で行った事故原因の調査が適当かどうかを判断した上で、アメリカ軍側に1次裁判権の放棄を求める方針です。アメリカ軍は、今度の事故は2人の兵士が公務中に起こしたものでありアメリカ軍が1次裁判権を行使するとして今月3日、アメリカ軍事裁判所に過失致死の疑いで起訴していました。しかし韓米地位協定は、公務中であっても韓国側がアメリカ軍に1次裁判権の放棄を求めた場合、アメリカ側はこれを前向きに検討するになっています。
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