アメリカ産牛肉の輸入再開に抗議するいわゆる「キャンドル集会」がソウルで2カ月以上続いている中で、ロンドンに本部がある人権擁護団体、国際アムネスティーが、韓国に調査官を派遣することになりました。
国際アムネスティーが定期調査とは別に特定の問題について調査するため韓国に調査官を派遣するのは今回が初めてです。
アムネスティーの韓国支部によりますと、調査対象となっているのは、▼集会の参加者に対して警察が行き過ぎた鎮圧をしたかどうか▼デモの鎮圧ができないとして陸軍へ服務の変更を申請した機動隊員に対する懲戒処分の経緯 ▼キャンドル集会に批判的な記事を書く新聞社の広告主に対して不買運動を行った国民を法務部や警察が厳重に取り締まる方針を示したことが表現の自由を侵害していないかどうかなどについてです。
調査官は4日に韓国入りしておよそ2週間、調査活動を行う予定です。
国際アムネスティーは、先月にも、キャンドル集会に対する韓国政府の対応を憂慮する声明を2回発表し、カーン事務局長が李明博大統領に宛てて書簡を送っています。