北韓が核計画の申告書を提出し、6カ国協議が来週にも北京で再開される見通しになっている中、申告内容の検証や経済支援をめぐってアメリカと北韓が論戦を繰り広げています。
アメリカのライス国務長官は、韓国時間で5日、アメリカのテレビに出演し、北韓の核問題が核施設の無能力化から、核兵器の廃棄に向かっており、北韓がプルトニウムの生産を放棄したのは重要な進展だと評価したうえで、北韓が生産したプルトニウムの量をまず検証して核兵器の開発計画を本当に断念したかどうかを判断すると述べて、徹底した検証が欠かせないことを強調しました。
これに関連して、パキスタンの核関連の科学者は、2000年に北韓にウラン濃縮の施設が導入され、この過程でパキスタン軍が関与したものとみられると明らかにしました。
こうした中で北韓は外務省スポークスマンの談話を発表し、核計画を断念するには見返りの支援が先に提供されてこそ、次の段階の議論ができると主張しました。
北韓はこの中で「われわれは寧辺の核施設の無能力化を80%以上進め、核開発の申告書を提出して、冷却塔も爆破した。しかし6カ国協議の参加国による経済支援は40%しか履行されていない」と不満をあらわにし、来週にも再開される見通しになった6カ国協議で核放棄に向けた論議をさらに進めたいとする関係国の動きをけん制しました。