政府は、第4世代の移動通信システムの技術開発のため向こう3年間に合わせて600億ウォンを支援することになりました。
第4世代移動通信システムは、アナログ方式の自動車・携帯電話(第1世代)、デジタル方式の携帯電話(第2世代)、IMT-2000(第3世代)に続いて、2010年以降の実現を目指している移動通信システムです。このシステムでは、光ファイバー並みの100Mbit/s の高速データの伝送が可能(第2世代の1万倍、第3世代の50倍)で、高速で移動中でも高画質の動画像を送受信することができます。
知識経済部は、8日、移動通信戦略協議会を開き、2012年までに携帯電話端末機の年間生産台数6億台、年間輸出700億ドル、世界シェア35%を達成することを目標とする移動通信産業発展戦略を発表しました。
それによりますと、▼第4世代の移動通信技術の確保に向けて有力な候補となっている技術のうち国際標準に認められる基幹技術の開発に向こう3年間で合わせて600億ウォンを投資する。また▼携帯電話端末機の部品を高付加価値型、市場創出型、輸入代替型、企業主導型の4つに分けて、それぞれオーダーメード型の技術開発を進める。さらに▼携帯電話端末機に使う国産の部品を80%台に引き上げるなどとしています。