アメリカのホワイト・ハウスは11日にも発効するとみられていた北韓に対するテロ支援国の指定解除に向けた手続きを先送りする方針を明らかにしました。
ホワイト・ハウスのデニス・ワイルダー国家安全保障会議補佐官は、「北韓が期限となっている11日までに核計画の申告内容に対する検証計画を提出するとは期待していないので、北韓がすぐにテロ支援国のリストから解除されることはない」と述べました。
ワイルダー補佐官はまたテロ支援国の指定解除は北韓の核計画に対する強力な検証体制がまとまってこそ可能であると強調したうえで、今のところ、北韓が出した回答は満足できるものではないと述べました。
これについてワシントンの外交消息筋は、アメリカと北韓は、核計画の申告内容に対する検証をめぐって交渉を続けているものの、互いの立場を確認するのにとどまっており、まだ本格的な交渉は始まっていないと説明しました。
アメリカのブッシュ大統領は、北韓の核計画の申告内容に対する検証体制を作ることを前提条件に、今年6月、北韓をテロ支援国の指定から解除する意向をアメリカ連邦議会に通告し、早ければ今月11日にもテロ支援国の指定解除に向けた手続きが始まるのではないかとみられていました。