サイエンス
国連指定の世界種子貯蔵庫 2番目は韓国に設置
Write: 2008-09-02 15:23:06 / Update: 0000-00-00 00:00:00
国連が指定する世界で2番目の世界種子貯蔵庫(Global Seed Vault: GSV)が韓国に設置されます。
農村振興庁は、 京畿道水原市にある農業遺伝資源センターを世界各国の主な遺伝資源を保存する「国際種子安全保存所」という名前の世界種子貯蔵庫に指定する了解覚書を国連食糧農業機関(FAO)と締結したことを明らかにしました。
国連食糧農業機関は、今年6月から種子の保存と食糧難の解消に向け、北極圏のノルウェー領スヴァルバード島に世界各国の主な種子を永久保存する世界種子貯蔵庫を設置し、運営しています。
新しく世界種子貯蔵庫に指定された農業遺伝資源センターは、天災などでノルウェーの世界種子貯蔵庫に問題が発生したとき、それに代わる施設として国連からの初の認証を受けました。
これによって、韓国は世界で2番目に国際種子貯蔵庫を保有する国になりました。
農業振興庁は、今後種子の保存を委託する国と協定を結び、委託された種子を新しい品種の開発に利用するなど、世界種子貯蔵庫を世界の遺伝資源研究の拠点として発展させていく計画です。
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