金正日国防委員長の健康悪化説が拡がり、息子への権力継承に関心が寄せられている中で、金正日国防委員長の3人の息子がともに平壌にとどまっていることが分かりました。
金正日国防委員長には長男の金正男(キム・ジョンナム)氏と次男の正哲(ジョンチョル)氏、三男の正雲(ジョンウン)氏の3人の息子がいますが、長男の金正男氏は主に中国やマカオに滞在していました。
韓国政府の消息筋によりますと、金正男氏が7月から平壌にとどまるなど、3人の息子がともに長期間平壌にとどまっているのは異例で、金正日国防委員長以後の権力の継承と関係があるのではないかという見方が出ているということです。
この消息筋は、北韓の指導部は、金正日国防委員長以後をめぐって、権力闘争が起きれば、北韓が自滅する可能性もあるという認識を持っており、3人の息子のうち1人を表に立てて、労働党や軍部の幹部による集団指導体制を取る可能性もあるとしています。
一方、北京の外交消息筋によりますと、金正日国防委員長は脳卒中で倒れた後、回復しつつあるが、まだ不規則な痙攣を起こすなどの症状が残っており、9日の建国60周年記念行事に出席できなかったということです。