金正日国防委員長の病状について、日本のメディアは、「脳卒中で倒れ、今も手足に障害が残っている」と、中国筋の情報を引用して伝えました。
共同通信が、複数の中国筋の話を引用して伝えたところによりますと、「金正日国防委員長が倒れたのは先月14日で、北韓側が中国に医師の派遣を要請したため、人民解放軍の軍医5人が派遣され、手術が行われた。手術後の経過は良好だが、手足に障害が残っている。脳卒中前に近い状態まで回復するとみられるが、かなりの期間の安静とリハビリが必要だ」ということです。
また毎日新聞が中国側関係者の話を引用して伝えたところによりますと、「金正日国防委員長は今年4月ごろから執務中に時折、意識を失うなど深刻な状態になり、党務などの決済事項に対し十分な指示が出せなくなっていた」ということです。
毎日新聞は「北韓は核問題をめぐる6カ国協議での対応などで、柔軟性がなくなっているが、これは金委員長の病状も関係している」と分析しています。
一方、東京新聞は、中国当局筋の話を引用し、「金正日国防委員長の健康悪化は、アメリカに求めていたテロ支援国の指定解除が見送られたことによるストレスが直接の引き金になった」としています。