メニューへ 本文へ
Go Top

経済

韓国産業銀行 リーマンと破綻直前まで買収交渉

Write: 2008-09-17 15:54:42Update: 0000-00-00 00:00:00

経営破たんしたアメリカ証券大手のリーマン・ブラザーズについて、韓国の国策銀行である韓国産業銀行が破綻直前まで買収交渉を進めていたことが明らかになりました。
韓国産業銀行の代表であるミン・ユソン行長は、16日、記者団に対して、「産業銀行がリーマン・ブラザーズを買収していれば、このような状況には追い込まれなかったと思う」と述べて、リーマン・ブラザーズの買収計画が事実であったことを認めました。
産業銀行によるリーマン・ブラザーズの買収交渉が表面化したのは、産業銀行の行長に、リーマン・ブラザーズソウル支店代表のミン・ユソン氏が就任した今年6月初めからでした。
産業銀行は、政府による民営化に備えて、グローバル投資銀行へ躍進することを長期的なビジョンとして、リーマン・ブラザーズを買収する計画を進めていたということです。
このため産業銀行は、当初、リーマン・ブラザーズの株50%を買収する計画でしたが、その後、25%の株を60億ドル、およそ6兆ウォンで買収する計画に切り替え、交渉を進めていました。
しかしアメリカ政府がリーマン・ブラザーズに対する支援を拒んだため、産業銀行は今月10日になって、リーマン・ブラザーズの買収を諦める決定を出したということです。
これはリーマン・ブラザーズが裁判所に破産法の適用を申請する5日前のことでした。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >