北韓が核施設の無能力化作業を中断し復旧作業に入ったと主張していることについて、アメリカ政府は「再稼動の段階に近づきつつある」と述べました。
アメリカ国務省のマコーマック報道官は19日の会見で、「北韓は、寧辺の核施設をまだ再稼動させてはいないが、その段階に次第に近づきつつある。アメリカ政府は北韓に対して再稼動に至らないよう求めている」と懸念を示しました。
マコーマック報道官は、また来年1月にアメリカに新政権が発足しても、現状と異なる交渉を進める可能性はないと強調し、「北韓は国際社会との間で、これまでとは違った関係を作って利益を得るか、それとも自らを引き続き孤立させるかを選択すべきだ」と述べました。
マコーマック報道官はさらに、アメリカのライス国務長官が来週の国連総会の際、中国の楊潔篪(ヨウ・ケツチ)外相と会い、北韓の核問題を協議する予定になっていると述べました。
また6カ国協議の韓米の首席代表であるキム・スク韓半島平和交渉本部長と、アメリカのヒル国務次官補が現地時間で21日、ニューヨークで会う予定で、テロ支援国のリストから解除しないことで反発している北韓を再び交渉のテーブルにつかせるきっかけを作れるかどうか注目されます。