サイエンス
清渓川復元から3年 生態系が復活
Write: 2008-10-02 13:09:15 / Update: 0000-00-00 00:00:00
ソウルの都心を東西に流れる川、清渓川を復元させる工事が完成してから3年が経ちましたが、清渓川の生態系が復活し、生物の種類が復元前と比べて5倍に増えたことがわかりました。
ソウル市が8月までに清渓川の生態系を調査したところ、生物は496種で復元前と比べて5倍に増えました。
特に、山林庁の保護植物である「コウマノスズクサ」や韓国固有の魚である「얼룩동사리」など清い水でしか生息できない生物が新たに発見されたとしています。
清渓川は朝鮮王朝時代からソウルの街の中心を流れていましたが、人口の増加と水が汚れてきたことから、川にふたをして道路にし、さらにその上に高架道路が建設されていました。
これをソウル市が2年3カ月がかりで高架道路などを撤去し、昔の川を復元させる工事を行いました。
復元された延長5.84キロの清渓川には流れに沿って両岸に市民の散策路や噴水が設けられ、周辺に150万本の樹木が植えられました。
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