アメリカは、北韓の政権が崩壊するなど韓半島の有事に備える計画を軍事計画である「正式な作戦計画」に格上げするよう韓国側に提案した模様です。
韓国の政府関係者が29日、明らかにしたところによりますと、アメリカは、今月中旬にワシントンで開かれた韓米軍事委員会で、韓半島有事の際の対応シナリオである「概念計画5029」を実行に移すための具体化作業が必要だとして、いくつかの方法を提案してきたということです。
またその翌日に開かれた韓米安保協議会で韓国の李相喜(イ・サンヒ)国防部長官と、アメリカのゲーツ国防長官は、北韓でもしもの事態が発生した場合に備えて両国が緊密に協力するという原則論で一致し、
韓国とアメリカが近く、現在の概念計画を正式な作戦計画に格上げする議論を始める方針を示唆しました。
「概念計画5029」は1999年に策定され、その後、アメリカが北韓からの脅威がない場合でも北韓を先制攻撃できるようより具体的な作戦計画への格上げを求めたのを、盧武鉉前政権が「韓国の主権を侵害する可能性がある」として反対していましたが、最近になって軍内部でこの問題について再び議論する動きが出始めています。