国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は20日、イスラエル軍とイスラム原理主義組織ハマスが停戦したパレスチナのガザ地区に入り、イスラエル軍の空爆による被害などを視察して、「悲惨な状態に胸が痛む」と述べました。
潘基文事務総長は、ガザ地区で国連が運営する学校などの国連関連施設がイスラエル軍から攻撃され、破壊された現場に立ち寄って、「ありえないことだ。これは国連に対する許しがたい無謀な攻撃だ」とイスラエルを非難し、真相を解明するための全面的な調査を指示しました。
そして、爆撃で大きな穴があき、黒こげの車が道路に並ぶなど、現地の惨状を目にした潘基文事務総長は、「被害のごく一部を見ただけだが、胸が痛み、深い悲しみを覚えた」と述べました。
潘基文事務総長はまた、イスラエル軍とハマスに対して、武力を過度に使用したとして自制を求めました。
これに先立って潘基文事務総長は、イスラエルのオルメルト首相をはじめとするイスラエルの高官と会談し、ガザ地区の恒久的な休戦や人道的支援策などについて話し合いました。