ソウル市を流れる漢江の南側を東西に走る新しい地下鉄9号線が5月から運行を始めます。
ソウル市は27日、金浦空港から国会議事堂がある汝矣島(ヨイド)を経て論峴洞(ノンヒョンドン)につながる地下鉄9号線の第1期区間25.5キロメートルの工事が終わり、5月から運行を開始すると発表しました。
第1期区間には25の駅と車両基地1か所があり、乗り換えができる駅は6か所があります。
また、急行も走るようになり、急行を利用すると金浦空港から江南までは30分で行けるようになります。
さらに、駅ごとに公演や展示ができる広場やインターネットカフェなどの文化施設が設置されます。
ソウル市は地下鉄9号線の基本料金を他の路線と同じ900ウォンにしたい考えですが、地下鉄を運営する初の民間事業者となる「ソウルメトロ9号線株式会社」は1300ウォン以上にするよう求めています。
論峴洞と総合運動場をつなぐ第2期区間は2013年に、総合運動場から芳荑洞(パンイドン)に続く第3期区間は2015年に開通する予定です。