外交通商部は9日、日本の文部科学省が来年度から新たに使われる教科書についての検定結果を発表し、このうち「新しい歴史教科書をつくる会」が主導した自由社の教科書「中学歴史」が検定に合格したことを受けて、抗議声明を出しました。
外交通商部はこの日、「日本政府が歴史を歪曲した歴史教科書を検定に合格させたのはきわめて遺憾だ」とする声明を発表し、この措置を即刻是正するよう促しました。
「新しい歴史教科書をつくる会」は日本の右翼勢力が主導する団体で、過去には扶桑社から教科書を出版していましたが、最近、扶桑社と決裂して、自由社から新しい教科書を出版しました。
この教科書は、日本の韓半島植民地政策は韓民族を近代化させることに目的があったとして、日本による強制的な合併や侵略を隠ぺいしています。
新しい歴史教科書をつくる会が扶桑社から出版した歴史教科書は2002年から中学校で使われ始めましたが、日本の市民団体などが採択しない運動を展開し、2005年の時点で採択率は0.39%にとどまっています。