北韓は9日、国会に当たる最高人民会議の第12期第1回会議を開き、金正日国防委員長を再選して、憲法を改正しました。
朝鮮中央通信が報じたところによりますと、最高人民会議はこの日、出席した代議員660人あまりの全会一致で金正日国防委員長を再選しました。
また、体制の中核となっている国防委員会の委員に、趙明禄国防委員会副委員長など、12人を任命しました。
この中には金正日国防委員長の義弟の張成沢氏をはじめとする側近が多く含まれており、金正日体制をより強化する狙いがあるものと見られます。
張成沢氏は、金正日国防委員長が息子に権力を継承する場合、後見人の役割を果たすことになると見られており、国防委員の人事は後継者問題とも関係があると分析されています。
一方、朝鮮中央テレビはこの日、最高人民会議の会議の模様を録画で放送しましたが、その中で金正日国防委員長は左足がやや引きずりながら会議場に入場したものの、比較的健康な様子でした。