アメリカ国務省は1日、北韓への食糧支援について、食糧が住民にきちんと渡っていることを確認できなければ、今後の支援はできないという考えを示しました。
アメリカ国務省のケリー報道官は、このように述べ、「今のところ、北韓に追加の食糧支援を行う計画はない。食糧支援はそれが適切に使われるという保証がなければ行うことはできない」と強調しました。
ケリー報道官はまた、「我々は依然として北韓の住民の生活をとても心配している。しかし、現在、食糧支援に対するモニタリングなど適切な管理手段がないことを憂慮している」と説明しました。
これは、北韓の住民に対する人道的な食糧支援が、本来の目的どおりに行われているか、軍事的用途に転用されているかどうかを確認できないため、今の状態では支援できないとしたものとみられます。
アメリカ政府はこれまで、北韓の核実験やミサイル発射に対する制裁措置にもかかわらず、北韓への人道的支援は続けて行くという立場を取ってきましたが、今回の発言は、北韓に対する全面的な圧力が本格化したことをうかがわせています。