北韓が対話のテーブルに復帰する方法を模索しているもようだと、アメリカのホワイトハウスの関係者が述べました。
ホワイトハウスで核やミサイル問題を担当しているセイモア調整官は、北韓が緊張を和らげ対話に復帰する方法を模索していると分析し、その根拠として国連の北韓制裁に対する北韓の反応が比較的おだやかで、アメリカの独立記念日にあたって発射した北韓のミサイルも憂慮すべきレベルではなかったこと、それに核やミサイルの関連物資を積んでいたのではないかとみられた北韓の貨物船カンナム号を引き返させたことなどを挙げました。
セイモア調整官はしかし北韓との交渉が再開されても、双方の意見の隔たりがあまりにも大きいため、進展は期待できないとしています。
一方、アメリカ国務省のクローリー次官補は17日の記者会見で、「北韓が非核化に向けたプロセスに戻るまで国連決議を履行する」と、北韓に対する制裁を続ける考えを示しました。
クローリー次官補はまた「対話を拒否する北韓に対して、アメリカのアプローチを変える時期ではないか」という質問について「われわれは北韓を待っていない。北韓に反抗の代価を支払わせるように努力しており、同時に大量破壊兵器の技術や兵器がほかの国に拡散しないような措置をとっている。そのため、新たなアプローチと呼べそうなものを持っている」と述べ、オバマ政権の対北韓政策に何らかの変化があることを示唆しました。