アメリカ軍がハワイの沖合いで短距離ミサイルを迎撃する実験が成功した映像を公開し、先月初めに東海に向けて相次いで短距離ミサイルを発射した北韓をけん制するねらいがあるものとみられています。
アメリカ海軍とミサイル防衛局(MDA)によりますと、この迎撃実験はハワイのカウアイ島にあるアメリカ軍の発射台から敵からの攻撃として想定された短距離弾道ミサイル1発が発射されました。
これを真珠湾に停泊していたイージス駆逐艦「ホッバー」が2分後に探知して迎撃用ミサイルを発射し、2分後に高さ160キロの太平洋上空でこの短距離弾道ミサイルを打ち落としました。
今回の迎撃実験は、アメリカ独立記念日に合わせた7月4日、北韓が東海に向けて相次いで発射した短距離ミサイルの速度などと似たようなミサイルを使って行ったということで、これまで迎撃実験を23回行って19回成功したと発表しました。
アメリカが韓国や日本のミサイル防衛に緊密な関係がある短距離ミサイルの迎撃実験の映像を今回、公開したことは、北韓の短距離ミサイルをけん制するねらいがあるものとみられています。