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米軍“女子中学生死亡事故の裁判権を放棄しない”

Write: 2002-08-08 00:00:00Update: 0000-00-00 00:00:00

今年6月、韓国の京畿道で女子中学生2人が韓国駐留アメリカ軍の装甲車に引かれて死亡した事故について、 韓国駐留アメリカ軍は7日、事故を起こしたアメリカ軍兵士2人の刑事裁判権を放棄しないとする方針を韓国の法務部に送りました。アメリカ軍によりますと、これは在韓米軍が公務執行中に起こした事故に対しては、アメリカ側が1次的な裁判権をもつと規定されている韓・米地位協定に従った措置で、「公務執行中の事故に対してアメリカが裁判権を放棄した前例がない上、すでに事故当事者を起訴している」としています。一方で、駐韓米軍は死亡した女子中学生に対する募金運動を行うとともに、再発防止に向けて韓国政府と協議したいとしています。これについて法務部の関係者は「アメリカ軍側の決めた方針に韓国側は従わなければならない規定のため、公正な裁判が行なわれるよう努力してほしいと要請した」と述べました。しかし韓国側が1次的な裁判権を持つよう韓米地位協定を改めなければならないという世論がさらに強まる見通しです。韓国側は兵士2人の刑事裁判権を韓国側に渡してほしいと要請していました。

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