北韓の核問題などを担当するアメリカのボスワース特別代表は、自身が北韓を訪れることになれば、北韓に対して核の交渉を再開する用意を伝えるつもりで、交渉の出発点は2005年9月の6か国協議で北韓の核の放棄を盛り込んで合意した共同声明になるべきだという考えを示しました。
これは、韓国・中国・日本とASEAN=東南アジア諸国連合の産官学の代表が参加する「東アジアフォーラム」がホームページに乗せたボスワース特別代表との独自インタビューによるものです。
その中でさらにボスワース特別代表は、米朝間の協議はあくまで6か国協議の枠組みの中の2国間協議であると位置付けたうえで、「その理由は北韓を6か国協議に復帰させるためのものだからだ。北韓が求めていることについての解決策は一国だけでは提供できない。つまるところ、多国による方法模索だ」と強調しました。
またオバマ大統領が任期中に北韓の金正日国防委員長と会談する可能性についてボスワース特別代表は「はっきり分からないが、そのような会談が実現するば、北韓の非核化に向けた重要な進展を示唆するものになると思う」と述べて、可能性を否定しませんでした。