今年のノーベル平和賞にアメリカのオバマ大統領が選ばれましたが、ホワイトハウスは9日、「これを機に北韓の核問題をはじめ、核兵器のない世界の実現に向けた努力にさらに拍車をかけていく」と発表しました。
オバマ大統領は、ことしのノーベル平和賞の受賞者に選ばれたことについて「果たしてそのような資格があるか疑問だが、自身の業績というより世界の熱望を反映したアメリカのリーダーシップを認めたものと受け止め、21世紀に挑戦すべき、この課題を実現するよう求めるものだと認識し、ノーベル賞を受け入れる」と述べ、挑戦すべき課題は一国だけでは解決できないとして多国間による解決方式を強調しました。
これについてホワイトハウスのギブス報道官は、「北韓の核問題は挑戦すべき課題の一つだ。ノーベル平和賞の受賞を機に、核兵器のない世界の実現に向けてさらに拍車をかけていく」と述べました。
また アメリカ国務省の広報担当、クローリー次官補は「ノーベル賞の選考委員会は受賞の理由として、非核化に向けた努力を挙げていた。それはオバマ大統領が就任以来の10か月間努力し続けてきた重要な焦点だ。現在、イランや北韓との対話が懸案となっており、来年はNPT=核拡散防止条約の強化に向けた国際会議が開かれる予定だ」と述べました。