社会
死刑囚が収監中に自殺
Write: 2009-11-23 11:29:36 / Update: 0000-00-00 00:00:00
殺人の罪で死刑が確定し服役中だった受刑者が21日午前、自殺をはかり、22日未明、死亡しました。
自殺したのはチョン・ナムギュ(40)受刑者で、2004年1月からおよそ2年間、女性や未成年者を中心に13人を殺害し、20人に重症を追わせた罪で2007に死刑が確定し、ソウル拘置所に収監されていました。
法務部が22日、発表したところによりますと、チョン・ナムギュ受刑者は21日、一人部屋でごみを収集するために置いてあったビニール袋を使って首吊り自殺をしているのが見つかり、病院に運ばれましたが、翌日未明、死亡したということです。
遺書は見つかりませんでしたが、個人用のノートに死刑制度の廃止に反対する最近の国民世論についてのメモや「人生ははかない雲のようだ」などの落書きが残されていることから、死刑に対する心理的な圧迫が強かったのではないかとみられています。
韓国はこの12年間、死刑が執行されていないため、国際アムネスティーから実質的に死刑制度が廃止された国と分類されています。
しかし、今年、50代の男が小学校1年生の女の子に臓器の損傷をもたらす暴力を振るうなど猟奇的な事件が相次いだため、死刑の執行を求める世論が高まっていました。
おすすめのコンテンツ
カルチャーラボK
2025-07-16
ソウル・暮らしのおと
2025-07-11
韓国WHO‘SWHO
2025-06-16