韓国政府がアフガニスタンにPRT=地方復興チームを保護する兵力を派遣するとする派遣同意案を確定したことを受けて、イスラム武装勢力タリバンは韓国政府に警告のメッセージを送ったとdap通信などが9日報じました。
それによりますと、タリバンはこの日、Eメールを通じて声明を出し、韓国が部隊を派遣する場合「悪い結末」を招く準備をすべきだと警告したということです。
タリバンは特に、2007年にボランティア活動をしていた韓国人のキリスト教信者を拉致し、その後人質を解放したことに触れ、「当時、韓国は、アフガニスタンから軍隊を撤退させ、二度と派兵しないことを約束した。この約束を破って軍隊を送れば、タリバンはこれ以上甘い対応はしないだろう」と強調しました。
韓国は2002年と2003年に、医療支援団と建設工兵部隊をアフガニスタンに派遣しましたが、2007年にボランティア活動をしていた韓国人のキリスト教信者23人が武装勢力タリバンに拉致され、人質になっていた2人の男性が殺害される事件が起き、韓国政府は派遣していた部隊を撤退させていました。
このため、民主党は派遣には否定的な姿勢を示しており、国会で同意を得る上で野党や市民団体の激しい反発に直面するものとみられます。