政府は、13日、2030年まで原子力発電所80基を輸出するという長期計画を発表しました。
知識経済部は、13日、釜山(プサン)市の古里(コリ)原子力発電所で、李明博(イ・ミョンバク)大統領に、長期計画案を盛り込んだ「原子力発電の輸出産業化戦略」を報告しました。
計画では、2012年までに10基、2030年までに合わせて80基の原子力発電所を輸出し、世界の新規原発建設市場の20%のシェアを占めることを目標に掲げています。
そのため、政府は、原発の設計コードや原子炉の冷却ポンプなど、原発の核心技術を、2年以内に完全に国産化することにしています。
政府は、さらに、官民共同で2017年までに4000億ウォンを投じて、韓国が建設する原発の寿命を延ばすとともに、工事期間を短縮する技術開発を進める計画で、これによって原子力発電所の寿命を現在の60年から80年にまで延ばすほか、建設期間も52ヶ月から36ヶ月に短くできると予想しています。
また、輸入するウランのうち、韓国資本によって開発したウランの割合を現在の6.7%から、2030年には50%まで増やすことにしています。