韓国駐在のスティーブンスアメリカ大使は、10日、講演会の席で演説し「アメリカは北韓の体制を力で変えようと思っていない上、北韓の住民に敵対的ではない」と述べました。
これは、スティーブンスアメリカ大使が民間の各種団体が参加する「民族和解協力汎国民協議会」が主催した講演会で「東北アジアの平和」をテーマに述べたものです。
この中でスティーブンス大使は「アメリカはこれまでに北韓に対して核廃棄の合意を履行するよう促してきた。北韓は6か国協議の場で対話を再開して隣国とさらに良い関係となり、住民の未来を良いものにすることができるだろう。アメリカは力で変えようとは思っていない」と述べ、北韓が態度を変えるよう促しました。
さらに、「アメリカは6か国協議の枠組みの中で、北韓と2国間協議を行う準備ができており、韓国と北韓の対話再開にも賛成だ」と述べました。
また、北韓が要求している平和体制への転換や経済支援などについては、「いずれも6か国協議の共同声明に盛り込まれている」として、北韓の非核化がその前提条件であるというこれまでの方針を重ねて強調しました。
そして、北韓に対する食糧、医療などの人道支援に関連しては「北韓が支援を受けた食糧の配給状態をモニタリングする準備ができれば、この問題を検討する方針だ」と述べました。