外国人が韓国に多く移り住んでいることから、ここ5年間で韓国の人口は政府の推定よりさらに50万人以上多い110万人増えたことが分かりました。
統計庁は5日まとめた資料で、韓国の人口は2005年に4813万8000人だったのが、去年は推定で4930万人に達しているとみられると発表しました。
統計庁では、2005年から去年までの5年間に人口が60万9000人増えると予想していましたが、実際には外国人の流入などで110万人以上増えているとみられるとしています。
これは海外移民などで出て行った人口より、外国人の韓国への移民などが多いためで、外国人の流入がこのまま続きますと、韓国で人口が減少するのは当初の2019年より最大10年遅れ、その前の韓国の人口は最大で5000万人を超えるとみられるとしています。
このような傾向についてはOECD=経済協力開発機構がこのほど出した各国別の人口統計にも表れており、韓国の2050年の人口は4433万7000人と、これまで統計庁がまとめていた4234万3000人より199万4000人多くなっています。