西海に沈没した哨戒艦「チョナン艦」の引き上げに向けた作業のうち、艦首部分を引き上げるためにチェーンでつなぐ作業は、気象状況がよければ、4~5日間で終わる見込みです。
これは8日、韓国海軍の関係者が明らかにしたもので、この関係者は「引き上げ作業のためには、まずロープを艦首に設置した後、それを利用して艦首と引き揚げ船をチェーンでつながなければならない。現在、艦首部分には2本のロープが設置されており、8日からはチェーンでつなぐ作業を行う予定だ。気象状況がよければ4~5日後には終わるだろう」と述べました。
しかし、多くの行方不明者が閉じ込められているとされている艦尾部分については、「艦尾が沈んでいる海域は深い上に波が激しいため、まだロープの設置作業ができていない状態だ」と述べました。
韓国海軍は、今後、艦尾のスクリュー部分にロープを設置して引き上げるとしています。