社会
「サムホ・ドリーム号」拉致事件 間もなく交渉開始
Write: 2010-04-08 15:32:20 / Update: 2010-04-08 16:55:43
インド洋で航行中の韓国の海運会社所属のタンカー「サムホ・ドリーム号」が、今月4日、ソマリア海賊に拉致された事件で、海賊と船主の解放交渉が間もなく始まるものとみられます。
外交通商部の関係者は8日、「「サムホ・ドリーム号」は7日夜8時10分頃ソマリアの領海に入り、沿岸から4.5マイル離れたところに停泊していることが確認された。海賊らが「サムホ・ドリーム号」の船長を通じて船主との連絡を求めたため、現在1回の通話が行われている」と述べました。
それによりますと海賊らは、救出に当たっている韓国の清海部隊と駆逐艦が接近する場合、乗組員の安全は保証できないと脅かしているということです。
また、「サムホ・ドリーム号」の船長も「タンカーが多くの原油を積んでいるので、海賊を刺激せず、交渉を通じて解放するようにしてほしい」と要請しているということです。
これについてこの関係者は「間もなく解放に向けた交渉が始まるとみられており、韓国政府は早期で安全な解放のために支援する方針だ」と述べました。
これに先立ちEU=ヨーロッパ連合海軍は、「サムホ・ドリーム号」の乗組員24人は全員無事だと伝えています。
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