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社会

解放交渉長期化か ソマリア海賊拉致事件

Write: 2010-04-10 13:17:43Update: 2010-04-10 16:21:03

解放交渉長期化か ソマリア海賊拉致事件

韓国の海運会社所属のタンカー「サムホ・ドリーム号」がソマリアの海賊に拉致された事件で、海賊と船主の解放に向けた交渉が始まりましたが、最終的な妥結には数週間かかるものとみられてています。
外交消息筋によりますと、イギリスのロンドンにいる仲裁者を通じて、海運会社と海賊側との交渉が始まり、海賊はおよそ1000万ドル以上を要求しているということです。
これと関連し、海賊の警戒活動にあたっているEU=ヨーロッパ連合海軍は、解放に向けた交渉は船主と海賊との問題でかかわることができないとしながらも、交渉が妥結するには今後数週間はかかるだろうという見通しを示しました。
ヨーロッパ連合海軍はまた「サムホ・ドリーム号」の乗組員24人は全員無事だと伝え、去年、海賊による拉致事件で、身代金の最高額は700万ドルだったとしています。
一方、乗組員の救出のため現場海域にいる韓国の清海部隊と駆逐艦・李舜臣(イ・スンシン)艦は引き続き海賊の動向を注視していますが、交渉状況を見守りながら一旦、アデン湾に引き上げることを検討しています。

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