政府は12日、青少年の行きすぎたコンピューター・ゲームの使用を防ぐために、青少年が深夜時間帯にゲームを利用できないようにするなどの対策をまとめました。
文化体育観光部が12日発表した対策によりますと、青少年は深夜0時から午前8時まではオンラインゲームに接続できないようにし、まずは青少年の利用が多いゲーム・サイトを対象に今年9月から実施する計画です。
また「疲労度システム制」を導入し、オンラインゲームを始めて一定時間が過ぎると、ゲームで入手できるアイテムやポイントなどを減らして、長時間、ゲームする気を軽減させるようにします。
このほかにも父母などの保護者は、ゲーム・サイトを含めて青少年に有害なサイトと指定されたホームページに子どもが加入しているかどうかを確認できるようにし、ゲームの接続時間を制限できるサービスも拡大実施するとしています。
文化体育観光部はこれらの対策の実効性を高めるために法律を整備する計画で、ゲーム業界も青少年の行きすぎたゲーム利用を予防・解消する対策に協力するため、年内に100億ウォン規模の基金を作るとしています。