チョナン艦の沈没原因を調べている海軍と民間の合同調査団は20日、海底から引き上げた艦尾を陸上に運び、切断された部分の立体映像の撮影を始めるなど科学的な調査を進めています。
引き上げられた艦の後ろの部分は、すでに第2艦隊司令部がある京畿道平沢市に運ばれていますが、国防部のウォン・テジェ報道官は20日、「精密分析のために艦尾を陸上の室内空間に移動させた。艦首も引き上げて切断された部分を合わせてみる。破片の分析も行う必要がある」と述べました。
ウォン・テジェ報道官はまた「合同調査団は先週16日、外部からの爆発によるものだと暫定的に結論を出したが、その爆発が魚雷によるものなのかどうかまでは分からない」と述べました。
そしてこの調査に合流する外国からのスタッフについて、「スウェーデンの専門家チームは、アイスランドの火山の噴火で予定より遅れて21日に韓国に到着する見込みだ。イギリスはこの調査に参加しないことに最終決定した」と述べました。