第2次世界大戦中に日本に強制徴用され、炭鉱や土木工事現場などで死亡した韓半島出身者105人の遺骨が見つかりました。
朝日新聞は23日付で、第2次世界大戦中に強制徴用されて日本で死亡した外国人の遺骨の返還を進めている曹洞宗宗務庁が22日、韓半島出身者と見られる105人の遺骨を確認したと報じました。
曹洞宗宗務庁は、2005年11月から調査に着手し、役場の火葬・埋葬許可証などで、105人の本籍や氏名などが分かったということで、そのうち岐阜県の寺に預けられた20代の男性の遺骨は、韓国で遺族が判明しているということです。
こうした作業は2004年の韓日首脳会談の合意に基づいて進められていますが、今のところ遺骨の返還の具体的な日程などは決まっていないということです。