ソウル西の江華島と金浦市に次いで、ソウルの南147キロにある忠州市の農家で22日、口蹄疫に感染した豚が確認され、農林水産食品部は感染拡大を阻止するために全力をあげています。
農林水産部は口蹄疫が発生した農家の周辺3キロ以内の家畜を処分し、10キロ以内では家畜の移動を制限する措置を取っています。
口蹄疫の感染拡大を阻止するには、どんな媒体によって、どんな経路で感染したかを把握するのが重要ですが、今のところ感染経路は確認できていません。
そのため農林水産部は口蹄疫が発生した江華島と金浦市、忠州市にそれぞれ調査チームを置いて調査に力を入れていますが、これらの地域は牛や豚を飼う農家が多く、関連性を確認するのに時間がかかっているということです。
農林水産食品部は、今のところ新たな届出はないものの、口蹄疫のウイルスの潜伏期は14日あり、まだ安心はできないとしています。